2026年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ 夕映えの丘(森山至貴) Sunset Hill (MORIYAMA Noritaka) 指揮:若林義人

2026年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ 夕映えの丘(森山至貴) Sunset Hill (MORIYAMA Noritaka) 指揮:若林義人

大津シンフォニックバンド第88回定期演奏会より
2026年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰ
夕映えの丘(森山至貴)
Sunset Hill (MORIYAMA Noritaka)
2026年5月17日(日) びわ湖ホール大ホール
指揮:若林義人(首席客演指揮者)

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第35回朝日作曲賞受賞作品。タイトルの「夕映え」から連想させる夕日や夕暮れの美しい景色が目に浮かんでくるような、情景描写に優れた楽曲である。太陽が沈むにつれて変化していく光や色、景色、揺れ動く人の心情をどのように音楽で表現していくのかが演奏する上で大きなポイントとなる。冒頭はゆったりと奏でられるクラリネットのアンサンブルから始まり、さらに木管セクションと金管セクションが加わり美しい旋律とハーモニーが展開され、中盤以降は力強い曲調へと転じていく。木管楽器や金管楽器、打楽器それぞれに見せどころがあり、吹奏楽の魅力を大きく発揮できる楽曲となっている。
幼少の頃から音楽が好きだった作曲者の森山は、中学時代に吹奏楽部でテューバを、また高校時代は合唱部でバスの下の低音パートを担当しており、この経験を通じて音楽の基盤を支える喜びや低音の魅力を感じるようになった。そこで、本作の74小節目にはテューバにとって「美味しい」箇所を作曲者なりに取り入れたという。作曲時の合言葉は「テューバ奏者に一夏を賭けるに値する1小節を」とし、今年度の吹奏楽コンクールに挑むテューバ奏者たちがこの小節を通じて本作を、また吹奏楽を愛してもらいたいという願いが込められている。ぜひ、そちらにも注目してお聴きいただきたい。

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