ホルスト「日本組曲」より (吹奏楽編曲版)

ホルスト「日本組曲」より (吹奏楽編曲版)

ホルストの「日本組曲」から、吹奏楽編曲しました。

「日本組曲」は、ホルストが1915年に、組曲「惑星」の作曲を中断して作曲したものです。
6曲から構成されていますが、うち5曲が、日本人舞踊家:伊藤道郎から聞いた日本の旋律に基づくものとスコアに記載があります。(今回は、この5曲を吹奏楽編曲)

「惑星」にも出てくるようなホルストらしいサウンドの部分はそのままに、一方、日本風を意図して書かれている所は音を整理・変更して、より日本風のサウンドになるよう工夫しています。
打楽器も、管弦楽版にはない音を少し追加して、和の雰囲気を出しています。

編成は、中編成向けということで、ダブルリードをOptionにするなどコンクールの課題曲に準じていますが、OboeとStringBassがある方が雰囲気の良いサウンドになると思うのでお薦めです。
Bassoonは、原曲と同じく冒頭と子守歌にソロがありますが、Bassoonがない団体が多いことや音域が高く難しいこともあり、他の楽器にも影譜を入れてあります。
この音源では、冒頭をEuphoniumで、子守歌をHornで演奏させています。

譜面の出版については、出版社に打診中です。出版されましたら、リンクをここに載せます。

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